パートナーシップ/カスタマーサクセスを実現するためにあなたが大切にしていることを教えてください。
各社が、人事・人材開発の領域で何を課題としているか、その情報をアップデートし続けることです。
自分が担当者の立場であれば、定期的に様子を聞いてくれて、必要に応じて情報提供や提言をしてくれる相談役がいてくれるといいなと考えています。お客様の相談役としてパートナーシップを築くためには、お客様が今どのようなことに悩んでいるのかをいち早く感じとり、課題解決に向けた議論・提言をしていく必要があると思います。各社、最初にお会いする際のニーズはバラバラですが、案件や商品の話をしなくても、「定期的に相談したい」と思ってもらえる相手になることを目指しています。
また、目の前のお客様に何かを提案する際には、自分が自信をもってお勧めできるモノを提案したいと思っています。一般論や誰かから聞いた話では、どうしても形式的な提案になるため、これまで各社と意見交換したことを、次の提案のための知見として活用しています。
失敗や挫折経験を教えてください。
また、それを乗り越えてご自身の中でどんな変化がありましたか?
また、それを乗り越えてご自身の中でどんな変化がありましたか?
失敗経験はたくさんあります。先輩から引き継いだ重要案件を失注してしまったこと、初回訪問した企業からしばらくは会わなくて良いと言われたこと等々、上げればキリがありません。失敗談に共通して言えることは、相手が何を求めているかを考えていなかったということだと思っています。人の役に立ちたい、組織を変えていきたいという想いからこの仕事に就きましたが、その想いが強すぎたのか、最初の頃は、無意識のうちに自分本位な話をすることが多かったです。
目の前のお客様が何に困っているのか、どんなことを知りたいのか、ここを感じ取れるようになるまでにはかなりの時間がかかりました。今でも勉強中ではありますが、先輩方のフォローと、とあるお客様との出会いがきっかけで以前より出来るようになったと感じています。商談が終わる度、先輩からは「先方は何に困ってた?どんな話が聞きたかったかな?」という問いかけを耳にタコができるくらいしていただきましたし、とあるお客様からは、「その資料であなたが伝えたいこと伝えられてる?」、「このスライドだけでこの金額、あなただったら出せるかな?」との問いをいただきました。こういった機会に恵まれたおかげで、本当の意味で相手のために何ができるかを考えるようになりましたし、この問いかけが今の自分を作っているなと感じています。